グループ紹介

 私たちは、研究コンサルタントとして、社会が直面するエネルギーと環境の課題に対し科学的アプローチを通じて解決策を提供することを目指しています。その活動は大きく「原子力分野」と「環境・資源分野」の二本柱で展開しています。

 原子力分野では、原子力発電に伴って発生する放射性廃棄物、さらには福島第一原子力発電所事故により生じた廃棄物等、長期間での安全な処分が必要とされる廃棄物に関する課題に取り組んでいます。当社では、以下のような3つの専門グループを設置し、課題の解決に取り組んでおります。

原子力コンサルティング
グループ
 
処分方針や全体戦略の立案、及び実現可能な解決策の提案
性能評価グループ 廃棄体の処分システムの長期安全性の評価・解析
数値解析グループ 放射性物質の移動や施設の経年変化等処分システムの長期変遷の評価・分析
 

 資源環境分野では、地球温暖化の主要因である二酸化炭素の排出削減に向けて、先進的な技術の開発・検証、社会実装に向けた課題の解決に取り組み、科学的根拠に基づいたカーボンニュートラル社会の実現を目指しています。具体的には、二酸化炭素回収・貯留 (CCS:Carbon dioxide Capture and Storage) と風化促進の2つの温暖化対策技術に関わっています。

環境・資源グループ  二酸化炭素回収・貯留(CCS)と風化促進に関する温暖化対策技術の調査・研究