多変量セルラーオートマタによるシナリオシミュレーション

 下図は多変量セルラオートマタとマルチエージェントの概念図です。平面上に6x5のセルで構成される場(処分場)があり、その個々のセルは状態変数A,B,C,・・・がそれぞれ値を持っています。概念的には、6x5のセル平面が状態変数の数だけ用意されていて、状態変数間の関係式によって、タイムステップ毎に値が変化していきます。さらに、その平面上をエージェント(赤い玉)があるルールに則って自由に移動し、状態変数の値を変化させます。概念図で描くと無機的に見えますが,実際には,ライフゲームの例でも分かるように,状態変数やエージェントが有機的に時々刻々と変化していく様が見受けられます。

 

 このように、精緻で定量的な計算のできる連成解析とは全く違った解析の手法ですが、連成解析では解決できない領域を補完するために、このシナリオ解析手法が採用されています。

解析実績

  • 廃棄体定置後の人工バリアの温度変化
  • 放射性廃棄物の定置と埋め戻しに関するシミュレーション

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