システム性能評価モデリングと解析

 放射性廃棄物処分施設の閉鎖後長期の安全評価においては,人間の被ばくに繋がると想定されるシナリオに応じた性能評価モデルを開発し,将来の被ばく線量を評価します。長い年月をかけた処分施設の劣化に伴って地下水中に溶け出した放射性核種は,分散・希釈されたり,放射性崩壊によって減衰しながら,地下水の流れに乗って人間の生活圏に到達します。人間の生活圏に入った放射性核種は,飲用水や大気,食物などを介して人間の被ばくにつながる可能性があります。このような被ばくにつながる可能性のある放射性核種の移行経路をモデル化し,計算した将来の被ばく線量は,廃棄物処分施設の長期的な安全性を判断する指標となります。そこで、処分施設のバリア構成,岩盤中の亀裂や高透水性の地層などの地質環境の特徴といった条件を反映しながら,放射性核種の種々の移行経路を組み合わせた解析モデルを構築しています。

 QJサイエンスにはこのような性能評価モデリングと解析に関する豊富な実績があります。また,より詳細な現象解析モデルの結果から,地質環境などの前提条件を適切に反映した性能評価モデルを構築する手法の開発やノウハウの蓄積をしています。さらに,これらのモデルや解析結果を感度解析や不確実性解析,リスク評価,意思決定支援などに繋げることにより,目的に合わせた解析を実施しています。

 

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